ルッカの塔に登る
コロナがようやく収束して、まあ春から秋にかけてのハイシーズンは 観光地はかなり混んでいます。 そこで少しオフシーズンになる12月、観光客はかなり減るのではと バースデイお祝いで娘を連れてルッカに行って来ました。 ルッカは中世の雰囲気が残る小さな街。今まではフィレンツエやピサ...
コロナがようやく収束して、まあ春から秋にかけてのハイシーズンは 観光地はかなり混んでいます。 そこで少しオフシーズンになる12月、観光客はかなり減るのではと バースデイお祝いで娘を連れてルッカに行って来ました。 ルッカは中世の雰囲気が残る小さな街。今まではフィレンツエやピサ...
夏から話題になっていたゴッホ展が ようやく始まった。 ゴッホはいつも人気がある。 今回はローマのど真ん中にあるヴェネツイア 広場にある、ボナパルテ館(ナポレオンの 母上が住んでいた)での展覧会。 2フロアにまたがり、かなり充実していた。...
長い長い修復がようやく終わって 見学ができるようになったスポット。 実はヨーロッパで最も古い病院施設 のひとつ、サントスピリト大病院の 一角で、コルシアというのは病院棟。 中世の病院を改造したのは、あの システイーナ礼拝堂を作らせたシクストウス4世。...
娘をサマースクールに入れた マルタでとっても見たかったのが、これ。 昔のプロヴァンス出身の騎士団のお屋敷が、現在国立考古学博物館になっていて、そこに保存されている。 新石器時代にテラコッタで作られた眠る女性像。 永遠の眠りかもしれない。...
モダンアートファンである友人Lから この庭園についての話を聞いたのは随分 前になります。 その時には、マレンマか、行くのに不便そうと思ったように思います。 ところが、ひと月前にカラヴァッジョが 亡くなったポルト エルコレに友人たちと出かけた際、帰りに友人Rから、ほらここにあ...
ロシアのウクライナ侵攻が始まってから しばらく落ち込んでいました。 しかし、3月、思い切ってローマの南にあるアナーニの街に行って来ました。 アナーニは、ローマ法王を出しているカエターニ家の街になります。 ヨーロッパでは、中世の街としてかなり...
以前から行きたかった場所、 ガレリア アンテイカに行きました。 ここは、もともと古代ローマ時代の クラウデイア街道近くにあり、おそらく 古代エトルリア時代から街があったと されているところです。 今は、アローネ川沿いの、緑多い、ローマ郊外の農耕地帯にある、自然記念公園。...
新年あけまして おめでとうございます。 2022年が良き年になりますよう。 写真は、ヴィテルボ県の バッサーノロマーノにある ミケランジェロ作のキリスト像です。 後年、持ち主の好みで、ベルニーニが 手直ししています。 イタリアには驚くくらいに、宝物が一杯ですね。...
ヴィテルボ県にあるカプラローラという 山間の小さな街は、後期ルネッサンス時代にファルネーゼ家が作り直した街。 丘の天辺には、広大なお庭をもつ、ファルネーゼ館が建てられています。 変わっているのは、中庭をもつ、素敵な5角形の建物であることでしょうか。...
6月末から7月始めにかけて滞在していたパドヴァから出かけた、久々のヴェネツイア。 と言っても、人ごみを避けて、サンマルコ広場にも寄らずにアッカデミア近辺の美術館散策に納めておいた。その中で、今回とっても観たかった作品のひとつが、これ。...
この世の中に楽園というものがあるのなら、そのひとつが、ここかも知れません。 1545年創業のパドヴァ 植物園。ユネスコ世界 遺産に指定されています。 当時は聖ジュステイナ僧院の薬草などを栽培していた場所だったそうですが、貴重な薬草が盗まれないようにと柵がつくられたそうです。...
ワクチン接種が進み、ロックダウンが緩和され、美術館、映画館、劇場が少しずつ再開。多くの場合、予約が必要になるが、美術ファンとしてまず出かけるのは、もちろん展覧会。 今回は、スクデリエ デル クイリナーレという、もともと法王様の宮殿つき馬屋*と言っても立派な宮殿だが*だった場...
発見されてから、今年4月9日140年になるという夫婦の棺です。 ローマのヴィッラジューリアにあるエトルリア博物館で、多分一番有名な作品です。 ローマ北40キロにあるチェルヴェテリの ネクロポリから出土しています。 発見されたときには、なんと462の破片...
最近、古代エトルリア文化についての本を何冊か読んでいます。 あまり知られていないかも知れませんが、古代ローマ文化に非常に強い影響を与えた民族です。イタリアでは現在もエトルリアと呼ばれる、フィレンツエを流れるアルノ川とローマを流れるテヴェレ川に挟まれた地域から、北イタリアまた...
没後500年記念で修復が先日終わった、ラッファエッロ作のシビッレを見に行ってみました。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。 アートファンとしては、美術品を見るのが エネルギー源になります。 左の作品は昨年11月始めミニロックダウン 直前にローマのカピトリーノ美術館で 見た、ヴルチの若い女性像です。 ヴルチは、古代エトルリアの重要な街のひとつ...